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トピックス☆コスモプロフアジア2017@香港

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「コスモプロフアジア2017」開催される

過去最高の来場者を記録


〇今年も2会場でにぎやかに

 世界中のビューティー産業のキーパーソンが集結し、最新トレンドが集うアジア最大級の「コスモプロフアジア2017」は2017年11月14日~17日の4日間にわたり開催された。今年も「One Fair、Two Venues」のもと、11月15~17日は香港婚弁償センター&えぐ慈ビションセンターで 、そして11月14~16日はパッケージや原料、OEMなどが中心のAsia World Expoの、2会場を使用して開催された。アジア、ヨーロッパ、アメリカなど135の国と地域から83,793名(前年比9%増)の来場者が訪れ、過去最高となった。
 香港コンベンション&エキシビジョンセンター(HKCEC)では、コスメやトイレタリー、エステティック、スパ、ナチュラルヘルス、ビューティサロン、ヘアサロン、ネイルやアクセサリーを展示する出展社が集結。日本や中国、韓国などアジアだけでなく、欧米からも多くの国が参加し、25のナショナル&グループパビリオンが展開された。


〇関心が高い日本の出展社の製品

 日本の出展社は年々増え続けているが、前年度より増えて97社。特にJETROの日本ブースでは、通路が通れないほど多くの来場者でにぎわい、日本製品への関心の高さが感じられた。
そこで、日本出展社の話を伺った。初出展のサロン専用の内面美容製品を扱う株式会社エステプロ・ラボの佐々木広行会長は、「香港のコスモプロフは世界中の美容関係者が集まる展示会なので1年前から出展すると決めていました。最近、アジアでもインナービューティーが注目されてきているので、手応えは十分です」。また、日本初ティースホワイトニングの株式会社シャリオン(是香港GK公司)の角田哲平社長は「アジアは歯に対して意識が低いエリアですが、徐々にその意識が変わってきたように感じます。歯のホワイトニングに対して、昨年以上の反響があって嬉しい悲鳴です」と語ってくれた。


〇日本の化粧品セミナーやイベントが人気

 経済産業省、JETROと日本化粧品工業会協力のもと、Japan Beauty Weekとして特別なセミナーとイベントを企画した。
まず、日本化粧品工業会専務理事の山本順二氏が「日本の化粧品市場の現状と進化する化粧品技術」について講演した。日本の化粧品市場は、アメリカ、中国に次いで世界第3位。ここ数年の日本の化粧品売り上げが好調な要因などを解説した。
 続いて登壇した、株式会社資生堂アドバンストリサーチセンター主任研究・博士(農学)の江連智暢氏は「アンチエイジングスキンケアの研究」と題して、いくつかの画期的な研究について解説した。江連氏は、これらの研究によって、IFSCCの学会から2期連続して表彰されている。
 また、イベントでは、日本の若者のファッションをリードしている雑誌「non‐no」とのタイアップによるメーク&ファッションショーを展開した。著名なメークアップアーティストによるメークアップ、スタイリストによるファッションなどを披露し、日本の最新トレンド世界に発信した。
 次回の「コスモプロフアジア」は2018年11月13~15日にアジア・ワールド・エキスポ会場で、11月14~16日に香港コンベンション&エキシビジョンセンターで開催される。

お問い合わせ:UBMジャパン株式会社
TEL:03‐5296‐-1026
www.cosmoprof‐asia.com