2008年、日本エステティック協会創立35周年記念エステティックコンテスト全国大会で並み居る女性エステティシャンを退け「優勝」。日本一のエステティシャンとなり、業界メディアだけでなく、一般メディアでも「エステ王子」として注目された。同協会が、プロのエステティシャンのコンテストを行ったのはこれが最初で最後である。当時エステ専門誌「クレアボー」で連載中だったが、その優勝瞬間までのプロセスを手記で発表し、話題となる。
その後、エステサロン運営アドバイス、エステティック専門誌への連載、講演、技術セミナー、執筆・テレビ出演、メディア活動等を行い、現在は人材教育に力を入れ、「超一流のエステティシャンを育てる」をモットーにエステティシャンとしての考え方、お客様が納得するカウンセリング、リピートを作るエステテクニックなど実践的な教育を行い、サロンコンサル、企業研修、セミナーなどで全国を飛び回っている。
最近の活動は、
①次世代繁盛サロンアカデミーを開催。東京、大阪、福岡の3会場で、小顔フェイシャル、小顔ヘッドマッサージ、デコルテマッサージ、WEB集客、チラシ集客、スタッフ教育などサロン経営についての「実践型のエステ経営塾」を行っている。約70名のサロンオーナーが参加。
②カウンセリングに特化した6日間講座を実施。現在は9期生がエステ王子のカウンセリングを学んでいる。新規カウンセリングから化粧品、サプリメントなどの物販の強化のための講座。
③エステサロンや企業の研修やコンサルを行っている。主に、サロンでのカウンセリングを強化することを中心。また店長研修として、できるスタッフの育て方、新人教育などスタッフ教育を1年、2年計画で行っている。
④一般社団法人「日本スキンケア協会」の代表理事をしている。同協会は主に通信講座にて、肌の知識を取得できる、「スキンケアアドバイザー資格」フェイシャル技術が身につく、「スキンケアフェイシャリスト資格」、正しいカウンセリングが身につく「スキンケアカウンセラー資格」を発行している。今後は、「サロンおもてなし検定」を全国にて開催予定だという。
■日本スキンケア協会代表理事
■日本ダイエット健康協会理事
■株式会社シードリーム代表取締役
研究事業にも積極的に取り組んでおり、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともにエステの研究などもおこない、「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。
著書に「人気サロンに学ぶなぜかまた会いたくなる魔法のカウンセリング」、「エステサロンの始め方・儲け方」(共にぱる出版)「24時間美肌生活」、「エステ王子の指一本小顔マッサージ」(共に幻冬舎)などDVDを含め23冊出版。最新刊は「サロンおもてなし教本」(フレグランスジャーナル社)。
最後に小野さんは「塾や講座そしてサロンの研修を通じて、たくさんの成功サロンさんのお手伝いができれば思っております。そして日本の健康・美容社会に貢献していきたたいです」」と心強く語ってくれた。
このコ-ナーのトップバッターは、新居理恵さん。エステティック業界ではちょっとした有名人だ。なんで有名かというと、美人なこと。業界でもトップクラスにランキングされている(と、記者が勝手に思っている)。ホントは、業界でも最近躍進著しい化粧品会社マッコイの社長だからだ。ノンFシリーズという化粧品が、エステ業界だけでなく、プロ野球やプロサッカー、プロボクシング、競馬などの分野で活躍しているトップアスリートたちにこの化粧品のファンが多い。
また、ひょんなことからアメリカのグラミー賞のギフトラウンジにも出展し、アメリカセレブ達にもその存在が認められた。そして、さらに話題を集めているのが、あのランボルギーニが作っているワインの日本での販売権を独占的に持っている。クルマ好きにはたまらない数々の名車を世に送り出してきたランボルギーニ社。その創設者のブドウ畑で作られたという高級ワイン。ワイン好きの記者としては一度でいいから口に含みたいものだ。このように、日本だけでなく、世界に目を向け、世界の一流と手を組み、世界に通用するものを世に送り出している。
彼女は、今40代半ば。ここまでとんとん拍子に来たわけではない。30歳で起業しようと、いろいろな職種を経験してきた。その中にはかなりピンチもいくつか経験している。それらを乗り越えられてきたのは、彼女の強いチャレンジ精神だろう。何事にも自分がこれと決めたものにまっしぐらに突き進む行動力。もともとポジティブ思考の持ち主だから、不思議とピンチをチャンスに、マイナスをプラスに変えていく特殊な能力を持っているからだろう。
現在、株式会社マッコイの代表取締役のほかに、一般社団法人総合セラピー協会の代表理事、株式会社R Vino Giappone代表取締役。そんな彼女にこれからの目標、夢を聞いてみた。「これからは医療と手を組んで、美容と医療がいい形でコラボして、よりよい健康社会が作れるように尽力していきたい」と笑顔で語ってくれた。