過ぎる美学 美容家ブランディング

服部恵の連載☆過ぎる美学 5 美容家ブランディング

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【ブランディングに必要な要素part2

私は現在、個別ブランディングをしており、オンラインで相談を受けていますが、先日このような感想をいただきました。

「ブランディングを受けて、本当に自分が何をしたいのか。これから何をしていきたいのかを客観的に考えることが出来ました。ターゲットを決めることでSNSなどの発信や今後のキャンペーンの提案などしやすくなりました! ブランディングを受けるたびに新しい発見があり、次につながっていく感じがします。私もしっかりと断舎利していこうと思います」。

この方は、サロンのリニューアルに合わせてブランディングを行いましたが、進めるごとに効果が現れ、現在進行形で客単価アップと集客に繋がっています。途中立ち止まる時もありましたが、ブランディングには断捨離も大切です。素晴らしかったのは、決めたのではなく「決断」したことで、良い風が吹いてきたということが、私も肌で感じられました。

 さて、前回はブランディングに必要な要素の①その人自身、②お店の名前についてお伝えしました。今回はその続きです。

③ロゴマーク

お店のロゴは、お店の【顔】です。サロンのコンセプトに合わせたデザインにしてもらいましょう。文字だけのシンプルなタイプにして自分でデザインするのも良いですが、ロゴは一生残る財産になるので、プロにお任せするのがオススメです。その際大切なのが、イメージがお店に合っているかどうかです。例えば私のサロン「パールケイ」は、店内を和風モダンにしているので、ロゴは女性らしさを出しながらもシャープに見えるよう作ってもらいましたが、それがお花で満開の可愛いらしさを全面に出したイメージのロゴだったら、実際サロンに来られた時に、違和感を感じます。ロゴを作る時は、サロンのイメージを細かく伝えましょう。

④テーマカラー

テーマカラーは、ロゴを作る時にも関係する要素です。私は開業してから当分の間は、パンフレット等全て自作しており(現在でも名刺などはこだわりがあるので自作)、ロゴは沢山のパール(丸形)を重ねて飾りにしていたのですが、初めてデザイナーさんと打ち合わせをした時に「パールケイのサロンの中と色が全然違うし、賑やかなイメージになる」と言われ、ハッとさせられました。確かに、色の統一感ゼロでめちゃくちゃ(苦笑)。それから、テーマカラーをブラウンゴールドと黒としました。ここでポイントが、差し色も決めておくことです。差し色を決めておくと、何か強調したい時はその色を使えるので、統一感が出ます。パールケイの差し色はボルドーなので、HP等もテーマカラーと差し色をメインに作ってもらっています。HP

はこちらです→ http://www.pearl-k.com

例えばこの差し色を決めていなくて、強調色を赤・青・黄など色々使ってしまうと、イメージはガラリと変わってしまいます。カラーはチラシや名刺、その他様々なところで活用するので、自分が一番好きで、サロンのコンセプトに合った色を選びましょう。

(写真1 現在のパールケイのロゴです)


(写真2 自作していた当時のパールケイのロゴです)

☆服部恵☆

エステティックサロンパールケイ、服部恵健康エステ学園、EMA~エステが天職と思うエステティシャンの会~代表。株式会社ミロワール代表取締役。

エステティックグランプリ顧客満足サロン部門全国1位、フェイシャル技術部門2位。日本エステティック協会エステティックコンテスト関西準優勝・全国3位。新規予約最高250名待ち。

結果が出る「技術」を構築するべく、フランス・バリ・中国・韓国・ハワイ・香港・タイ・カンボジア等自ら足を運び世界の美を追求し、【美筋形成®・服部式骨筋小顔®】構築。書籍・DVD多数出版。現在サロンワークを主に、美容家ブランディング・技術構築・セミナー講師等の活動を行う。2013年自宅サロンの頃から夢であった、ビューティーワールドジャパンメインステージ登壇、過去最多800名動員。国内外の医学会で講演も行う。

 

http://ameblo.jp/esthe-m-h/

http://pearl-k.com/