第1回 〜なぜブランディングが大切なのか?〜
はじめまして。エステ美容家パールケイ服部恵です。私はエステティシャンになって17年、独立開業して12年の経歴です。業界では「まだまだ」という年数ですが、私なりにこの間、様々なことを経験してきました。その経験は、自らの歴史として刻みたいので、わざと経験作りをしてきたように思います。それは何のためなのかと言うと、全ては「ブランディング」のためです。今回が連載スタートなので、自己紹介と共に私のブランディング精神についてお伝えいたします。
私は2000年にエステティシャンになり3店舗に勤務し、店長や責任者を務めました。2005年、大阪岸和田市の自宅6畳の部屋からスタート。この時に、私のブランディングの原点とも言える「夢」ができました。それは、ビューティーワールドジャパンのメインステージに立つこと。それを叶えるべく、日本エステティック協会のエステティックコンテストに出場し、無事全国3位に入賞しました。その時初めての、雑誌インタビューと掲載です。憧れの雑誌に載ることができたので、とても嬉しい気持ちでした。それと共に、サロンへの想い等に耳を傾けてくれる人が多くなり、さらにはサロンのお客様が口コミで言ってくださって、新規客も増えました。その時に私は「若くて経営経験が浅くて規模が小さくてお客様が数なくても、自分自身のしていることで成果を出して、認められて人と違うというのが明らかにわかると、共感してくれるし、お客様も増える。自分自身を、高めなければ!」と。ブランディングの大切さを実感できた瞬間でした。
その後8年越しに夢が叶い、メインステージには席数300席のところ約800名に来ていただいて、感無量だったのを今でも鮮明に覚えています。2008年には現在の大阪市のサロンに移転し、オリジナルメソッドである美筋形成®を主に、書籍3冊・DVD4本を出版。自分の技術やサービスを試したい思いで、エステティックグランプリに出場し、顧客満足サロン部門全国1位・フェイシャル技術部門2位受賞。学生エステティシャンからの要望から、2010年にエステが天職と思うエステティシャンの会【EMA】発足。医療分野と海外進出を新たな目標に掲げた後、美容外科学会で論文発表、韓国美容外科学会で英語論文発表、タイビヨンドビューティーメインステージにも登壇できました。ホテルラスイート神戸・アメーバ・六本木ミッドタウン・長崎ハウステンボスなどで講演をし、エステティシャン以外のかたに美を伝える目標も叶いました。東京銀座にサロンオープン後は、映画のためのエステティックとして芸能人の施術に携わり、2017年にはソフトバンクのCM出演、グラミー賞MTGギフトラウンジでセレブへの施術もさせていただき、銀座で有名な方への施術という目標も達成。
ブランディングのスタートは、夢作りです。ブランディングをすると、夢が叶いやすくなり、更なるブランディングができるという好循環が生まれます。そして全てのブランディングに関わるのは、応援してくださる「人」です。ビューティーUP編集長の内田今朝雄さんは、私の夢を叶えてくださったかたで、今回の連載も私の夢のまた一歩。感謝の気持ちでいっぱいです。
次回以降はブランディングの具体的なポイントや事例をお伝えしますので、美容家ブランディングが皆さんの夢の一歩につながることを願っています。
☆服部恵☆
エステティックサロンパールケイ、服部恵健康エステ学園、EMA~エステが天職と思うエステティシャンの会~代表。株式会社ミロワール代表取締役。
エステティックグランプリ顧客満足サロン部門全国1位、フェイシャル技術部門2位。日本エステティック協会エステティックコンテスト関西準優勝・全国3位。新規予約最高250名待ち。
結果が出る「技術」を構築するべく、フランス・バリ・中国・韓国・ハワイ・香港・タイ・カンボジア等自ら足を運び世界の美を追求し、【美筋形成®・服部式骨筋小顔®】構築。書籍・DVD多数出版。現在サロンワークを主に、美容家ブランディング・技術構築・セミナー講師等の活動を行う。2013年自宅サロンの頃から夢であった、ビューティーワールドジャパンメインステージ登壇、過去最多800名動員。国内外の医学会で講演も行う。
http://www.megumi-hattori.com
1、 プロフィール写真もブランディングの大切な要素
2、 ビューティーワールドジャパンメインステージ登壇
3、 グラミー賞MTGギフトラウンジでの施術