健康習慣のすすめ

小倉義人の連載☆カラダ目覚める「ハビット」の法則2

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弱点を”許容”した人ほど成功する【前編】


皆さんこんにちは、小倉義人です。
さて、「ビューティーUP」の連載も、今回で2回目♪
人間の『習慣(ハビット)』に特化して、そこを改善することで様々な効果へ導くメソッド【ハビットコントロール】をもとに、今回も進めていきます。
今回もまた、皆さんのカラダの『本質』や、自身が秘めている『カラダの才能』に気づくキッカケになれれば幸いです。
さて、前回は「”ラク”をしたいか?それとも”苦労”したいか?」についてお話ししましたが、今回はその部分を、より深く掘り下げていきたいと思います。
“ジム”や”エステ”などではもちろん、”個人”においても「ダイエット(痩身)」や「美容」に取り組んだ経験は、多くの人達が経験してきたと思います。
特に、このサイトを訪問する人は、「ほとんど」と言っても過言ではないでしょう。
また、そういった際には、たいてい「○○はダメ」「○○しないといけない」などの制約を設けることがほとんどかと思われます。
要は、自身の【弱点】に着目し、それらを改善することに努力するわけです。
そして、それらに取り組む人達が、このことについて「疑問」を持つこともありません。
ここで、”面白い”事例をご紹介しましょう。
もう7~8年ほど前になりますが、ボクの知人女性が当時ワイドショーなどでも紹介され、話題になった「トマトダイエット」なるダイエット法に取り組みました。
して、その方法は?というと、『トマトを一日”10個”ほど食べる』or『トマトジュースを一日”1リットル”飲む』といった、なかなか「無理のあるもの」でした。
この方法を耳にした当時、自身のオフィシャルブログに「こんな無茶なダイエットは、イタリア人でもムリだ!」と全否定した記憶があります。
そして、その知人女性がどうなったか?後日聞いてみると「ダメだった」とのこと。
「そりゃそうだよね!こんな方法は”イタリア人”でもムリだから(笑)」
・・・なんて定形通り言ったところ、彼女の返事は驚くべき内容でした。
『実はそうじゃなくて・・・私、”トマト”が嫌いだったんだよね(笑)だから無理だった!』
当時、面と向かって言われたときは【おいおい・・・コイツ大丈夫か・・・?】なんて、内心”心配”したものです。
そして、この話を聞いた人達もまた、「面白い方ですね(笑)」なんて、ボクと同じく「鼻で笑う」パターンがほとんどです。
・・・しかし、笑ってる場合じゃない!
ダイエットなどに取り組んだ人のほとんどが、【彼女と同じこと】を経験しているものなんです(笑)

● “運動嫌い”な人が、運動に取り組む
● “野菜嫌い”な人が、野菜を食べるようにする
● “食べることが大好き”な人が、食事制限をする
● “甘いものが大好き”な人が、甘いものを控える

『嫌い(苦手)なことに、無理して取り組む』『好きなことを、苦労して規制(制限)する』
これらは、「トマトが嫌いなのに、トマトダイエットに取り組んだ彼女」となんら変わらない。
非常に”滑稽”なハナシなんです(笑)。
そして、これらは自身の【弱点】に着目し、それらをなんとか改善しようとするワケですが・・・これは心の底から「非効率的」としか思えない。
だって、「(苦手で)改善できない」「(好きすぎて)我慢できない」からこそ、それは【弱点】なわけです。
少し努力したくらいで”改善”できるようなコトなら、それは【弱点】ではないんです。
今回はこの辺で・・・次回「それならどうすればイイの?」にお答えします。

それでは、本日のまとめ...
『弱点は”改善”できないし、”我慢”できない』

ダイエットに苦しんできた人ほど「信じられない」かと思いますが、これが【真実】です。
今後も、医師や治療家などの医療従事者も取り入れる『日本発祥の”特別”なメソッド』を毎回紹介していきます。
次回もお楽しみに!



☆ 小倉義人 ☆

ボディコントロールファクトリー(BCF)代表


2000年より「日本初の芸能界専門パーソナルトレーナー」として数多くのタレントやモデルの体型管理をおこなうとともに、大相撲やボクシング、Jリーグ、プロ野球などの日本を代表するアスリートへの指導をおこなう。医師をはじめとする医療従事者にも師事され、近年は全国各地でセミナー活動も開始。『ハビットコントロール・ダイエット』(マガジンハウス)など著書も多数。

HABIT CONTROL OFFICIAL SITE | 小倉義人のハビットコントロール


http://bc-habit.com