第四回:「顔のメイク」と「カラダのメイク」の違い《前編》
皆さん、こんにちは!小倉義人です。
最近は、すでに夏のような気候の日もあり、日中なら半袖一枚など薄着でも大丈夫な日も増えました。
そして、「ビューティーUP」での連載も今回で四回目。
人間の『習慣(ハビット)』に特化して、そこを改善することで様々な効果へ導くメソッド【ハビットコントロール】をもとに、今回も進めていきます。
早速ですが・・・
【皆さんは『自身の裸のカラダの絵』を描くことができますか?】
例えば、「自身の似顔絵を描けますか?」と質問すると、”上手下手”は別として、ほとんどの人が《顔の特徴》をうまくとらえた似顔絵を描けるものです。
『小倉義人』なんかだと、髪は”茶髪”に、左耳にピアス。
そして口元の右下に”ホクロ”があって、分厚くて赤い”唇”など、なんとなくの特徴を加えてしまえば『小倉義人』になります(笑)。
特に女性においては、顔の《細かい特徴》まで記憶している人が多く、可愛らしく描くことができる人が多いです。
しかし、そんな自身の似顔絵を描ける人達でも、自身の《すっぽんぽんのカラダ》に関しては、ほとんどの人が自身のカラダの特徴をイメージすらできないのもの。
これはなぜだと思いますか?
答えはカンタン!
【見ているか?見ていないか?】
女性のほとんどは、顔の”メイクアップ(化粧)”をしますよね?
そして、メイクをするときに、誰でも共通して必ずやることがあります。
それは、【鏡を見る】。
当たり前ですが、鏡を見ないとメイクはできません。
きっと、子供の落書きのような顔になっちゃいますよね。
鏡で自身の《すっぴんの顔》を見て、顔の特徴(長所&短所)を理解し、その上で短所を「隠す・誤魔化す・改善する」のがメイクの最大の目的です。
だからこそ、ほとんどの女性は、毎日メイクのたびに自身の顔を見るわけです。
そのため、顔の特徴を誰よりも知っているし、なんとなくの似顔絵を描けるのです。
しかし、何故か《カラダ》となると話しは別だったりするのです。
例えば、顔の”ほくろ”の位置などの特徴はわかるのに、カラダの”ほくろ”の位置はわからない。
なので、いまいち”イメージ”もわかないし、それこそ絵を描くなんて難しいわけです。
その理由は【自身の裸のカラダを、鏡でしっかり見ていない】から。
特に”ダイエット”をする人は、「体重計」には飽きるほど乗って、常に自身の体重をチェックしたりします。それが『目に見えない』モノなのに、それにすがってしまうw
そして、体重計の数値は見るのに、自身のカラダは見ない。
ダイエットの目的を”はき違えている”人が多いですが、結局は《美しい体型》になりたいがために、皆さん頑張るわけですよね?
「顔を美しくしたい」「少しでも顔を小さく見せたい」って人が、鏡を見ない。
さらには、顔の重さをはかることを想像してみてください。
鏡を見ずにお化粧して、小顔になるために”顔の重さ”をはかる?
非常に”滑稽”な話です。
冷静に考えれば、多くのダイエッターがおかしなことを疑うこともなく、必死になって取り組んでいるわけです。
今回はこの辺で・・・次回の後編でもさらに深くお話しします。
それでは、今回のまとめ...
これが”結果”を出すための【真実】。
今後も、医師や治療家などの医療従事者も取り入れる『日本発祥の”特別”なメソッド』を毎回紹介していきます。
次回もお楽しみに!
☆ 小倉義人 ☆
2000年より「日本初の芸能界専門パーソナルトレーナー」として数多くのタレントやモデルの体型管理をおこなうとともに、大相撲やボクシング、Jリーグ、プロ野球などの日本を代表するアスリートへの指導をおこなう。医師をはじめとする医療従事者にも師事され、近年は全国各地でセミナー活動も開始。『ハビットコントロール・ダイエット』(マガジンハウス)など著書も多数。
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