今どきネイル

木下美穂里の連載☆今どきネイル 1

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第1回 今どきネイル事情に、たどり着いたのには分けがある。


1970年代 アメリカ ロスアンジェルスで市民権を得たネイルが、1980年代に日本にやってきて、早40年✨

日本の美容院でそれまで行われてきたヨーロピアンネイルすなわちネイルのケアに、アメリカンネイルすなわちアクリル樹脂による付け爪が合流。日本独自のネイル文化を構築してきた。

世界のネイルチャンピオンは日本人が制覇した時代。

2000年代に入りジェルネイルのムーブメントが到来。

マニキュアに代わりに早く乾くマニキュアとして大人気となる。

2010年代、スーパーポリッシュの登場。

マニキュアの歴史的な大変革だ。

所が以外とまだお客様に知られて居ない。

ジェルネイルや、スーパーポリッシュの登場で

ネイルが特別な人のスペシャルな美容から、一気に誰もが楽しめるネイルサロンのメニューになった。

はずだった。

が、実は今だ日本の多くの女性はネイルをたのしむどころか、マナーにも出来てはないようで、調査によるとネイルサロンに行ったことのある女性は20%程度。

一方、プロの技術者だけではなく、セルフネイラーと呼ばれる自分でネイルを楽しむ方々が増えた。調査には反映されない、お友達のセルフネイラーの方にネイルをしてもらったことがあるは、もっと多いのかもしれない。

この状況、1980年代に予測をしていた方が居た。

今は亡き、とある歯科材料メーカーの社長だ。

20代だった私は夢物語と聞いていたが、社長は歯科材料の進化と日本人が真面目で器用だと、そこから未来を見て居た。

今年、業としてのネイルが10年後なくなる職業にランキングされた。

何を馬鹿なことをと、私を含む多くのプロネイリストは思っているが、現状のままではそうなりかねないのが、今時ネイルの現状。

プロがプロとして、お客様にご提供する技術は、お客様が自分では出来ないからこそサロンにわざわざ、お越し頂ける。

その完成度の高い技術や、ご自分では出来ないプロ技や、何よりプロとしての判断力を必要とされるカウンセリングの力が問われる。

YouTubeを始め、様々なスタイルで安易に部分的に学べるネイル技術はネイルを誰もが出来る物とはしてくれたが、難しいプロ技何かを教えてくれるものは少ない。

さて、今時ネイルどうする?

案ずるなかれ、今まで通り、プロがプロとしての技術を学び、ご提供できることができれば良いのだと、思う。

事実、プロ育成のネイルスクールで学び直したいと言う需要が増加してきている。

ネイルのケア

ハンドスパ

フットケア

巻爪ケア

アクリル樹脂によるつけ爪

リペア

これはプロ技を取得したネイリストでなければお客様へ、ご提供できない技術。

お爪のお悩みをカウンセリングして差し上げること

10年後のネイル手元、お足元の美しさを支える技術を提供することは、私達プロの技術者でなければ出来ない。


2018年 ワクワクしてきた!

ネイルの新たなるステージへGO⭐



写真提供「THE SALON NAIL」




☆ 木下美穂里 ☆


美容家 ネイリスト&メークアップ アーティスト

エイジングケアコスメ「ビュートリー」のプロデュース

木下ユミ・メークアップ&ネイル アトリエ校長

NPO法人日本ネイリスト協会 理事 企画委員長

一般社団法人一生美容に恋する会 理事

日本化粧品検定協会顧問